Dr.KATOの教えて!Yes, 脳の <Q&A>
暮らしに役立つ脳のヒント編
Q1.どうやったら頭が良くなるんですか?
A1.よく頭は使いようといいますが、まさしく頭の使い方が大事になります。頭の使い方は、一番興味あることを深く広く掘り下げていくことが大事です。掘り下げて探求することが大事です。脳の使い方は、これから詳しくメルマガで考えてきたいと思います。Q2.最近英会話を習い始めました。ちゃんと脳が働いているのか知りたいのですが?
A2.では、英会話をするためには、どんな脳の働きがあるでしょうか?考えてみてください。耳で聞きますね、目で相手の顔を見ますね、口を使ってしゃべりますね、相手が何を言っているかしっかり理解しようとしますね。これらは皆、脳が役割分担してやっています。では、どうしたら英会話が上手くなるのでしょうか?脳の役割分担をそれぞれしっかりと鍛える必要があります。その脳の働きは、簡単に検査できるようになりました。これからこの問題もメルマガで考えていきます。
Q3.脳の仕組みのどんなことが分かっていますか?
A3.英会話を習っているときのように、色々と脳の中で役割分担していることが分かっています。この役割分担を今一生懸命研究しています。一つ一つの役割については、これからゼロから脳のことを知るというセミナーを企画していますから、ぜひご参加ください。
Q4.脳について暮らしに役立つ簡単で新しい情報を知りたいのですが?
A4.私は30年間、自分のために脳のことを研究してきました。しかし、4年前に日本に戻り、NHKのテレビ出演や、元気な超高齢者の方々に接する間に、私が得てきた脳に関する知恵を一般の人たちに暮らしに役立つようにお知らせする事がとても大切だということに気がつきました。これから、メルマガやセミナーなどで、まったく脳の知識がなくても、生活に役立つ脳の事実を知らせていきたいと思います。
Q5.脳の仕組みを知ることは、どんなことに役立ちますか?
A5.脳の仕組みを学んだからといって、頭が良くなることはありません。ただ、脳の仕組みを知ると、どのように頭を使ったらいいか、そのヒントを得ることができます。このヒントは、とっても大事です。赤ちゃんから、100歳の超高齢者まで、このヒントは役立ちます。私はこのヒントを求めて、14歳から何十年も勉強してきました。まだ充分ではありませんが、その成果を少しずつ脳を教育する知恵としてこれから講演や、授業で話して生きたいと思います。これは、企業の新人教育の現場でも重要なテーマであると考えています。これから企業の講演でもこのテーマを取り扱っていきたいと思います。
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新しい脳の検査編
Q6.生きている人の健康な脳を調べることはできますか?
A6.この脳を調べる事が、ここ15年くらいで一番進歩しました。最も大事なことは、あなたの脳の形からその成長を調べることです。これが私のもっとも得意とするところです。その他には、脳での酸素の使い方によって健康な人でも、苦手なことが会ったり得意な事がありますから、それを酸素の使い方で区別することができます。酸素はとっても重要なキーワードです。
Q7.どうして脳の写真を見るだけで、その人の個性が分かるのですか?
A7.お母さんのおなかにいるときには、左右の脳も似たり寄ったりの形をしています。ところが、生まれて色々な体験や、脳が色々な環境にさらされることで、脳の形が変わっていきます。つまり、その人の人生の生き方が脳の形に反映されています。脳の形をじっくり見ていると、そんなことも少し分かるようになって来ました。この技術は、今は私しか持っていないかもしれないですが、人類が進歩していくためのヒントが脳の形にあることを示しています。私はそれに気がついたので、皆さんのリハビリや教育や日常生活に役立てるために、このホームページを立ち上げました。
Q8.人間の脳の検査で、2つ選ぶとしたら何と何ですか?
A8.これは迷う必要はありません。一番は、MRIによる脳写真の検査です。これによって、数ヶ月単位で脳の形が変わっていく事が見えます。2番目は、COEによる脳機能検査です。これによって、あなたが英語の単語を学習したら、目の前で即座に脳の酸素の使い方が変わるのが映像で見ることができるようになりました。
Q9.製品・商品の脳への作用を知りたいのですが?
A9.これは私が今最も興味を持っている分野です。これから色々な企業とタイアップして、脳の商品を開発して、適切な脳の文化を創っていく努力をしたいと思います。今とてもワクワクしています。
脳科学の嘘orホント!?
Q10.脳血流を計って、脳の働きを調べることはできますか?
A10.実は20年程の間、脳血流で脳の働きを調べていると思われてきました。しかし厳密に言うと、人間の脳では、脳の血流を使って脳の働きを調べることはとても難しいのです。さらに正確に言うと、脳に近いけれども、脳の外の働きを観察することができます。その訳は、今まで計っていたのは、脳にきれいな血を運んでくる動脈や、脳で使い終わった血を下水道のように心臓に戻す静脈を主に観察していました。この脳外の反応を脳の働きとして誤解していました(プロフィール図3)。特に、fMRIやPETを使って脳機能イメージングといって検査している場合は、ほとんどこの脳外反応を見ていた事が、私の米国での6年間の研究生活で判明しました(PDF)。
Q11.では、例えば本当に脳を使っているときの脳外でない反応を知ることはできるんですか?
A11.できます。これが私の発見したCOE計測によって可能になりました。脳外の動脈と静脈の反応では、酸素は使われません。COEは、毛細血管内から脳細胞に送られる酸素の動きを観察することができます。今まで、脳細胞のはたらきは、脳波などの電気活動で知る事ができていました。しかし、このCOEの発見によって、酸素によって、脳の反応を知る事が初めてできるようになりました。
Q12.脳の話って、脳科学者と称する人が何人もいて、それぞれ本を読んだりしても本当かなと思うことがあるのですが、どのように考えたらいいですか?
A12.私は実証のない脳の話は信用できないので何とも言えませんが、まずは、どのような自己教育で脳の知識を得てきた脳科学者かどうかを見ます。脳科学者といっても色々な研究分野がありますので、特定の分野の狭いところの研究者が誇張して仮説をいっているのか?動物を使った脳研究者が人間の脳を想像して語っているのか? 医師教育を受けている人なのかどうか? 脳の形や脳の解剖がしっかりとMRIを使って読めるのかどうか? これは学歴や有名というのではなく経験歴ですね。経験を超えるほどに脳はまだ十分に数学的にも理解されていませんから、そのような現状で信頼性の有無を一般的に判断するためには、その脳科学者の主張の根拠が何なのかということも参考になります。
Q13.では脳のことで信用できることは?
A13.私自身は、脳の話の中から心理学、つまり、こころを理論的に考えることを区別することが大事だとおもいます。なぜでしょうか?それは、後々メルマガの中で語ってみたいと思います。誰でも脳を持っています。脳を語ることは誰でもできます。しかし、信頼できる情報をある程度共有していくことが大事だと思います。 私は、脳の形、脳の酸素を信用しています。
脳の病気に役立つ編
Q14.脳の写真を使ったリハビリや教育についてのアドバイスもできますか?
A14.脳の中は、役割分担がある程度決まっていますから、どんなに脳が壊れても、壊れていない健康な脳の場所があります。私はその場所を見つける事が得意です。その情報から、脳のリハビリや、脳の教育をするヒントを与えることができます。ぜひ私の脳鑑定を参考になさってはいかがでしょうか?
Q15.家族が脳梗塞(または脳の障害)です。見えているか、聞こえているか検査できますか?
A15.これは、脳の形を真剣に鑑定すれば分かります。脳は、本人や周りが思っている以上に諦めないことを何度も見てきました。
Q16.自閉症や軽度発達障害、知的障害の原因が分かると聞いたのですが?
A16.2、3年前はアルツハイマー病よりもこの分野は遅れているのでないかといわれていました。その理由は、脳の病変部位が特定できなかったからです。私は、海馬とその周辺の成長過程の中で、この心の病気が、表現されるのだということを突き止めました。それが海馬回旋遅滞症(略称はHIR)です。